2017年1月4日水曜日

マネジメント

よく常識的なコトを知らないとか変わっているとか言う人がいます。
その言った人は常識的なコトを全て把握しているのでしょうか…
常識的なコトって、少数派ではなく多数派の人がやっていること、感覚的なコト、把握しているコトではないかと私は思います。
常識的なことは時代と共に変わると思います。今の常識は明日の非常識、逆も然り。
ひと昔前までは、会社に遅くまで残って仕事をしている人が評価されたり、それをアピールするのがステイタスだった時代がありました。今で言うサービス残業です。(サービス残業でなくても、賃金が発生すると人件費が嵩みます。)それで昇進して上司になった人は部下にもそれを強要します。でも、中には上司と異なる相反する考え方を持つ部下もいます。その部下は、それは効率が悪い仕事のやり方をしているからだと考え、その強要に従いませんでした。従っていれば、昇進、昇給が出来たのかもしれませんが、上司が部下の査定をするわけですから、出世は遅れてしまいました。
その部下は、自分の仕事に自信をなくしてしまった事もあります。素の自分を捨てて、イエスマンになり、その風潮に合わせた事もありました。でも、数年間、自問自答をくり返し、また、素の自分に戻り、自分の身の丈に合わないことを止めました。今では、それで良かったんだと思っています。
今では、遅くまで残って仕事をしている人は自分のマネージメントが出来ていない人、仕事の効率が悪く仕事が出来ない人と真逆の評価をされる時代になりました。
自分のマネジメントさえ出来ないのに人のマネジメントが出来るはずがないのです。

そう考えると個人事業主(フリーランス)は自分をマネジメントする自信がある人でないと出来ない職業だと思います。

主に大企業で、自分に似つかわしくないポジションにいる人を似つかわしいポジションに付け、似つかわしい評価をし、似つかわしい賃金を支給しとないとその企業は衰退して行くのではないでしょうか…

主に大企業の中でフリーランスを蔑む発言をする人がいますが、フリーランスの選択をした人は自分にその働き方があっていると思い、選択しているのですからそれはそれで良いのではないのでしょうか…

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