クリスマスが近づいて来ました。
私はクリスチャンではありませんが、この時期はにわかクリスチャンになります。
クリスマスの雰囲気を楽しむために、そういう方がほとんどなのではないかと思います。
この時期になると息子が幼かった頃のクリスマスのエピソードをいろいろ思い出します。それと相まって、クリスマス以外の子どもならでは可愛かった頃のエピソードも思い出の引き出しから出て来ます。(もちろん今でも我が子なので可愛いですよ…)
その中のエピソードをいくつか書いてみたいと思います。
息子が2~3歳頃のクリスマスイブにクリスマスパーティーを家で行い、息子が寝静また後、麻の袋にプレゼントのおもちゃを入れてベランダに置いておきました。
朝になり「なんか、ベランダでガサガサ言っていたよ、もしかしてサンタさんかなぁ…」と言いながら私は息子を起こしました。すると息子は飛び起き、窓を開けベランダに出てその麻の袋を見つけて部屋まで持って来て中身を見ながら「わーい!わーい!プレゼントだ、○○(自分の名前)が欲しかったのだー!」とニッコニコしながら開けていました。(この時はブロック系のモノだったと思います)
その麻袋の演出は2、3年続けたと思います。
小学校に上がるか上がる前の頃、ゲームが大好きで得意だった息子でしたが、ゲームはその頃ゲーム脳になるとかいろんな悪評が先行していて、ゲームはもっぱら実家にあるゲームや私のPCに入っているゲームをやっていました。そんな中で、息子は実家の誰しもがクリアー出来ないゲームをクリアーしたり飲み込みも早く、そしてその仕組みにも興味があったようです。長所を伸ばす為にもゲームを買ってあげようと考え、この年のクリスマスに初めて、クッラシュ・バンディクーのソフトとプレイステーションをクリスマスプレゼントに贈りました。
この時は、枕元に置いておきました。朝起きた息子はすかさず「わーい、○○(自分の名前)が欲しかったゲームだ!サンタさんありがとう!」といって大喜びしていました。
それから、このゲームを切っ掛けにいろんな子ども達が家に遊びに来るようになりました。その時に言った息子の言葉は「ゲームがお友達を連れて来てくれた。」でした。1人っ子の息子ならではの言葉だったのではないかと思います。
それからしばらくは事あるごとにゲームをプレゼントしていました。学校の成績は悪くはありませんでしたが、ゲームをする時間も多くなり親としての心配もあったので、息子にゲーム以外で何が欲しいか探りを入れて、小学校3年生のクリスマスプレゼントには電子辞書を贈ることにしました。
イブの夜、息子が寝静まった後、枕元にプレゼントを置きました。翌日、息子は起きると枕元にある四角い箱に気付き、ニッコニコしながら包みを開けていました。すると出て来たのがゲームではなく電子辞書という事がわかると「サンタさんは子どもが喜ぶものをプレゼントするんだよ…」と言い「ワーン!ワーン!……」と泣いてしまいました。私はプレゼントしたのに泣かれてしまったというショックとプレゼントで子どもを泣かせてしまったという罪悪感で切ないというか、なんとも言えない初めての感情を抱きました。
泣いている息子をなだめながら、使い方や便利さなどを話しましが、しばらく泣きやみませんでした。その電子辞書はあまり使われることもなく、何かの下敷きになってしまたのか液晶がおかしくなって使えなくなっていました。
息子はこの事を機にサンタはいないと分かったのか、その前からいないと分かっていたのかは知りませんが、それ以降のクリスマスプレゼント、事あるごとのプレゼントは読書も好きだったということもあり、自分の好きな本を買う事ができるように図書券を贈ることにしました。
ゲーム好きが功を奏したのかどうかは分かりませんが、理工系の学校に在籍している息子。今では「今度のクリスマスプレゼントさぁ~」とか言いながら自分で目の前にいるサンタにリクエストして来ます。
やっぱりクリスマスプレゼントは子どもが喜ぶものを贈らないとダメですからね。
クリスチャンの方もそうでない方も楽しいクリスマスを…(*^_^*)
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