2016年12月11日日曜日

不思議なピザの食べ方

息子が幼少の頃、ピザの具を下に向けて食べていた。家族の誰一人としてそんな食べ方はしていないし、教えた覚えもない。
「具が落ちそうだよ、何でひっくり返して食べるの?」と私が聞くと
「舌に具が付いて、味が分かるから」と息子が返した。
えっ!こんな小さいのに、そんな事考えて食べてたんだ。と私は思った。
ピザ以外の物の食べ方は特に気にならなかったけれど、気にならなかっただけで、気が付かなかっただけで、もしかして、息子なりの食べ方(味わい方)をしていたのかもしれない。

今日、朝ご飯(昼?)を食べながらテレビを一緒に見ていた時、ある芸人さんが焼き肉にタレをつけ忘れて、タレを箸に付けてあとで口に含んでいた。私はそれを見た時、息子が幼少の頃のピザの食べ方の思い出が記憶の引き出したから出て来た。

「○○(息子の名前)、味が分かるからって言って、ピザの具を下に向けて食べていたの覚えている?」と聞いたら、大人になった息子は「覚えているよ、ご飯の時におかずを先に食べるのと一緒。」と今度はまた違った答えを返してきた。

なるほど、ピザ生地は主に炭水化物で具は主にたんぱく質(脂質かな?)だもんね。
私も、食べ物を作る時や食べる時、美味しいということも然ることながら、食べ物の成分のことも気にする方かもしれないけれど、ピザを食べる時はそのまま、ガブッ!美味い!って感じで食べてるしなぁ~。

現在の息子のピザの食べ方ですが、具を上にしたままそのまま、水平に口に入れています。こんど何で一般的な食べ方になったのか聞いてみようと思います。
うちの理系君はどんな風に返してくるかなぁ…意外と普通の答えだったりして。
でも、普通ってなんだろなぁ~。。

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