2017年5月24日水曜日

豊かさの指標

ネットでいろんな記事を見ていたら、懐かしい文字「エンゲル係数」が目に止まった。 

 エンゲル係数(%)=食料費÷消費支出×100で算出されて、生命維持の為の食費以外に回せるお金が少いと高くなり生活が苦しく(豊かでない)、低いと食費以外の支出にお金が回せるので豊かということになる(らしい)。

そうなのぉ~...?そもそも豊かさってなんだろう...?

健康を害する前は「ふ~ん」という程度にしか思っていなかったけれど(そもそもいつも係数なんて気にして生活していなかった。)、体調を崩してからは、健康を取り戻したくて、食事にも気をつかうようになり、「健康は食事から」という事を一層気にかけるようになったので、ここ数年、我が家ではエンゲル係数は上がっている。(世帯収入はここ数年変わっていない。)

体調を崩したりすると病院にもかかる費用が増えるので、大富豪でない限り、食事を作る食材の単価を下げたり、外食の頻度を減らしたり、装飾品の購入も控えると思う。
かと言って、健康を取り戻そうとしているのに粗末な食事をしていたら本末転倒になってしまう。

また、子どもがいると子育てにかかる費用も捻出しなければならない。その為、そちらに出費がいってしまうので、よっぽど世帯収入が増え続けない限り、エンゲル係数は下がる。

でも、自分の健康の為の出費、家族の未来の為の出費などで未来に幸せと豊かさが訪れるのなら、エンゲル係数でいう豊かさを表す指標は当てにならない。

幸せと豊かさの指標は自分自身の中にあると思う。

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