2016年9月21日水曜日

ひまわりの種

最近、真ん中に種がびっしりとあるヒマワリをあまり見かけなくなった。

どこかに咲いているとは思うけれど、私が住んでいる身近なところでは咲いていないし、ひまわり自体あまり見かけなくなった。畑に咲いている群衆のひまわりは何度か見にいったことはあるけれど、群れをなしていないひまわりは最近あまり見かけなくなったような気がする。

私は子どもの頃、幼稚園や小学校に咲いていたひまわりの種を取って食べた事が何度かある。今でもその味は覚えている。
子どもの頃は自分の背がまだ低かったせいかどうかは分からないが、ひまわりは背が高くて大きな花という印象があった。葉っぱも大きかったと思う。

私の息子が幼少の頃、ひまわりの種を植え、育てたけれど、種はなかった。
いろんな品種があって、「これでいいっか」という感じで種を買ったので、種がある品種かどうかなんて確認しなかった。種が取れて、翌年も植えることができるもんだと思っていた。

なぜ、種があるひまわりを見かけなくなったのか調べてみたところ、最近のひまわりは無花粉種が存在しているので、種が採れないことこともあり、ミニひまわりにはその品種が多いとのことが書かれていた。

そういえば、ひまわりではないけれど、ぶどうや柿などにも種なしがある。
それは、食べやすと言えば食べやすい。でも、私が子どもの頃には、ぶどうにも柿にも種があるのは当たり前だった。まぁ、それと一緒だということなんだと思う。
農業に携わっているわけではないし、農業の事、その努力、技術、背景のことも知らずに偉そうなことは言えないし、語ってはいけない。そんな立場ではない。

でも、私が子どもの頃に咲いていた背が高くて、大きな葉っぱ、大きな花の種があるひまわりをまた見てみたいなぁ…
今となっては、その時に咲いていた品種はなんだったのかさえ分からないけれど…。

0 件のコメント:

コメントを投稿