2016年9月26日月曜日

悲劇のヒロイン、ヒーローになっている暇はない




自分の育った環境が自分では恵まれていないと思っていたり、新しく築いた家庭も自分にとって不本意だと思っていたり、仕事も自分にとってミスマッチだったと思っていたり、苦しく、辛くて、自己嫌悪に陥って、悲劇のヒロイン、ヒーローになって人のせいにしてなければやりきれなくて、書かなきゃ心のバランスが取れなくて…誰しもそんな状態になったことはあると思う。

私から見て恵まれている環境の人でさえもそういう状況に陥ることはあると思う。そのような状況に陥った人に対し「人のせいにするんじゃない!」と言い放つ人も中にはいる。

私も時々(頻繁に?)同じ様な状態になる時がある。だから、否定はしない。する立場でもない。

でも、嘆いていても時はどんどん進んでいく。大袈裟に言うと人生の終着駅に着くのなんてあっと言う間。

だから悲劇のヒロイン、悲劇のヒーローになっている暇なんてないんだ。

そう思っていても、時々、そのヒロイン、ヒーローに変身したくなる時もあると思う。

そんな時は、怖いけれど、自分の寿命を仮定して、あと何年しかないと思って見る。

例えば80歳まであと何年しかないと具体的に思ってみる。

そうすると、そんなことに浸っている暇はないという気持ちになってくる。

どうでもいい事で悩んでいる暇なんてないという気持ちになってくる。

人がどう思おうが知ったこちゃないという気持ちになってくる。

自分軸の人生を生きなきゃと言う気持ちになってくる。

最近私が見つけた悲劇のヒロインシンドロームから抜け出す方法。

あと何年もではなく、何年しかないと思ってみる。死を意識してみる。

そうすると自分を、自分の人生を積極的に生きようとする自分が現れて来る。

自分を大切にしようとする自分が現れて来る。

自分を大切にすると自分以外の人も大切にすることが出来る自分が現れる。



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